32
交換可能なコントローラーを搭載したRaspberry Piアーケードキャビネット

RetroDimSumのRevocade

(画像提供:RetroDimSum)

自作アーケードマシンは、ゲームパッドやスティックとボタンの組み合わせで多くのゲームをプレイできる妥協案であることが多いものの、ミサイルコマンドのようなステアリングホイールや特殊なトラックボール操作を必要とするゲームには適していません。しかし、カリフォルニアの企業RetroDimSumがKickstarterキャンペーンを展開し、Hacksterが紹介してくれたこのキャンペーンは、Raspberry Piで動作する交換可能なコントロールを備えたエミュレーションステーションで、この状況を変えようとしています。

REVOCADE が Kickstarter で公開されました!https://t.co/FWSxd6ADXX#revocade #kickstarter #raspberrypi #arcade pic.twitter.com/lf3c8rYhKp 2022 年 7 月 4 日

コントローラーには、6ボタンのアーケードスティック、ペダル付きのレーシングホイール、そしてブレイクアウトなどのゲームに適したトラックボールとスピナーが含まれています。将来的には、ライトガン、フライトスティック、2人用モードなど、コントローラーの種類を追加する可能性も示唆されています。本体前面のデカールは、従来のアーケード機のような形で、カスタマイズも可能です。

Revocadeの17インチスクエアIPSスクリーン(1024x1024)は、縦向きでも横向きでも使用可能で、縦スクロールシューティングゲームや横スクロールアクションゲームが好きな人に最適です。内部には4GBのRAMを搭載したRaspberry Pi 4が搭載されています(ただし、現在Pi 4の入手が特に困難なため、開発者は他のボードの調達を検討しています)。残念ながら、どのようなソフトウェアが動作しているかは不明ですが、RetroPieではないとしたら驚きです。開発者によると、数千ものゲームが動作可能と謳われているにもかかわらず、ゲームやROMは付属していないとのことです。

キャンペーン終了まで残り55日となった時点で、目標額20万ドルのうち約2万ドルが集まりました。クラウドファンディングでプロジェクトを支援しても、完成品が手に入る保証はありません。クラウドファンディングで支援するプロジェクトは投資に似ています。プロジェクトを信じ、成功を願うのです。市販の製品を購入するのではありません。 

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。

イアン・エヴェンデンは、英国を拠点とするTom's Hardware USのニュースライターです。彼はどんなテーマでも執筆しますが、特にRaspberry PiとDIYロボットに関する記事が彼の目に留まることが多いようです。