終末に備えているコミュニティがあるとすれば、それはRaspberry Piコミュニティです。クールなサイバーデッキのプロジェクトに頭をぶつけずに1.5メートルも歩くなんて、まず無理でしょう。さて、 YouTubeでRaspduino Unoという製作者が作った、Raspberry Pi 5用のクールなサイバーデッキを見つけました。
Raspduino Unoは、このプロジェクトを愛情を込めてPiDexと呼んでいます。インターネットが使えない緊急事態に必要なものはほぼすべて揃っています。バッテリーパックのおかげで外出先でも使用でき、地図やサバイバルスキルのメモなどの情報をPiに保存して、豊富な知識を活用することもできます。
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PiDexには、Wikipediaのコピーが保存された32GBのフラッシュドライブが内蔵されています。つまり、オフラインでもWikipediaのあらゆるコンテンツにアクセスできるということです。少なくとも、前回のバックアップから保存した情報にはアクセスできます。Raspberry Piの統計情報を表示するOLEDスクリーンと、電源用のトグルスイッチが装備されており、ハードウェアは、丁寧に切り抜かれ、3DプリントされたPiDexのロゴがあしらわれたバインダーの下に収納されています。
メインボードはRaspberry Pi 5です。持ち運びに便利な防水ボックスにすべてが収納されています。メインディスプレイは7インチのタッチスクリーンです。入力用のミニバックライトキーボード、USBスプリッター、複数のイーサネットジャック、そしてオーディオ出力用の3.5mmヘッドホンジャックが上部に搭載されています。Raspduino Unoには電源のオンオフスイッチも搭載されています。
このようなセットアップであれば、理論上はどんなOSでも実行できます。まず最初に選ばれるのは、ほぼ間違いなく公式のRaspberry Pi OSでしょう。しかし、他のOSも簡単に追加でき、microSDカードにバックアップとして保存しておくこともできます。サイバーデッキには、Kali、Ubuntu、そして外出先でのゲームプレイに最適なRetroPieなども選択肢として挙げられます。
この Raspberry Pi プロジェクトを詳しく知りたい場合は、YouTube で共有されている公式ビデオをご覧ください。また、Raspduino Uno をフォローして、さらに興味深いプロジェクトをぜひご覧ください。
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