UL Benchmarks(旧Futuremark)は本日、AndroidスマートフォンのVR機能を比較できるVRMarkパフォーマンス分析ツールのモバイル版を発表しました。PC版と同様に、VRMark for Androidは複数のパフォーマンス層とユースケースに対応したテストを提供します。
2つ目のテスト「パープルルーム」では、スマートフォンの性能を限界まで押し上げます。複数回のテストを繰り返すと、スマートフォンによっては過熱し、パフォーマンスが低下する可能性があります。このパープルルームテストは、第一世代のDaydreamデバイスも対象としています。
最後のテストはアンバールームで、3つの中で最も厳しいテストです。最初の2つのテストを難なくクリアできたスマートフォンでも、このテストでは完全に圧倒されるはずです。ULはアンバールームを「次世代のモバイルVRコンテンツを代表する、将来を見据えたテスト」と評しています。
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VRMark for Androidは、3つのテストルームに加え、短時間のパフォーマンスを評価するピークモードと、デバイスが長時間にわたってパフォーマンスを維持する能力を測定するサステインモードの3つのテストモードも提供しています。また、VRMark for Androidには、VRヘッドセットを通してベンチマークの動作を確認できるエクスペリエンスモードも搭載されています。
UL BenchmarksはAndroid版VRMarkの2つのバージョンを提供しています。アプリのプロフェッショナル版では、3つのベンチマークすべてに対応し、それぞれ3つのテストモードが利用可能です。また、テストの長さをカスタマイズできるほか、Sustained Mode(持続モード)で推定バッテリー残量を報告します。
VRMark for Androidアプリの個人版は無料でご利用いただけますが、プロフェッショナル版に含まれるすべてのテストオプションは含まれていません。無料版では、アンバールームでのピークパフォーマンステストと、パープルルームでの10ループにわたる持続パフォーマンステストを実行できます。エクスペリエンスモードではインディゴルームを試すことができますが、ベンチマークテストはプロフェッショナル版のみとなります。
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VRMark for Androidは、Google Playストアで本日からご利用いただけます。アプリの詳細情報、またはプロフェッショナル版のリクエストについては、UL Benchmarksのウェブサイトをご覧ください。