Altec Lansing VS.2121: 最小のものが最初になるか?
Altecの2121は、非常に小型の2.1chシステムです。これは私たちがこれまでテストした中で最小のシステムです。もちろん、設置スペースが限られている人にとっては魅力的な製品でしょう。しかし、この種の製品には常に同じ問題があります。それは、小型化はパフォーマンスを犠牲にして達成されたのではないか、そしてその選択は現実的であるのか、ということです。
VS.2121の設計は非常にシンプルで、セットアップも簡単です。システムは2つの独立した要素、つまりケーブルネットワークを備えた2台のサテライトスピーカーと、電源を内蔵したサブウーファーのみで構成されています。サテライトスピーカーからのケーブルネットワークをサブウーファーとソース(サウンドカードまたは他のソース)に接続し、電源コードを壁のコンセントに差し込むだけで準備完了です。
コントロールは右側のサテライトスピーカーに配置されており、音量調整と電源のオン/オフ用のポテンショメータと、サウンドフィールドエクスパンダーと呼ばれる「3D」効果を有効にするプッシュボタンがあります。また、便利なヘッドホンジャックも搭載されています。サテライトスピーカー自体は5cmの広帯域スピーカーを搭載しており、金属製のグリルでしっかりと保護されています。アルミ製の縁取りが施されたサテライトスピーカーは、クラシックで控えめなスタイルがお好みの方には美しく映えるでしょう。
このサブウーファーは高さよりも幅が広く、これはかなり珍しいことです。10cmスピーカーのハーフロールサスペンションは、このサイズにしては大きな可動範囲を確保しています。エンクロージャーはクラシックなバスレフ型です。ポートはエンクロージャー前面の片側に開いているため、設置が容易です(壁やパーティションに寄せて設置しても問題ありません)。ただし、サブウーファーには相対的なレベル調整機能がない点に注意してください。
メーカー仕様:
- サブウーファー出力: 16 W
- 衛星出力: 2 X 6 W
- 周波数応答: 40 Hz - 20 kHz (-10 dB)
- 入力: 1行
- ヘッドフォンジャック:右サテライト
- 衛星:2インチフルレンジ
- サブウーファー: 4インチウーファー
- 衛星の寸法: 81 mm x 210 mm x 79 mm (3.2" x 3.1" x 8.3")
- サブウーファーの寸法: 251 mm X 146 mm X 209 mm (9.9" x 8.2" x 5.7")
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