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ASRock、Tiger Lake搭載のMini-STXマザーボードを発表

STX-1500

STX-1500 (画像提供:ASRock Industrial Computer)

ASRock Industrial Computer は、Intel の第 11 世代 Tiger Lake チップを搭載した Mini-STX マザーボードの新しいラインナップを発表しました。

ASRockはSTX-1500に2つのSO-DIMM DDR4メモリスロットを搭載しています。スペースの制約上、1つのスロットはマザーボードの前面に、もう1つのスロットは背面に配置されています。このマザーボードはDDR4-3200メモリモジュールを公式にサポートし、最大64GBのメモリを搭載可能です。

STX-1500は、ストレージデバイス接続用にM.2 PCIe 4.0 x4スロットを1つとSATA IIIポートを2つ搭載しています。M.2スロットは、PCIeベースでもSATAベースでも、最大80mmのドライブに対応しています。

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STX-1500
STX-1500 (画像提供:ASRock Industrial Computer)

このマザーボードには、2.5Gギガビットイーサネットポート1つと標準ギガビットイーサネットポート1つが搭載されています。ただし、コントローラの組み合わせはモデルによって異なります。STX-1500PとSTX-1500MはIntel I225LMとI219LMコントローラを搭載し、STX-1500VはIntel I225LMとI219Vコントローラを搭載しています。

フロントI/Oは、USB 3.2 Gen 2ポート×1、USB 2.0ポート×1、HDMI 2.0aポート×1、3.5mmオーディオジャック×2で構成されています。Realtek ALC897オーディオコーデックがオーディオ処理を担当します。一方、リアI/Oには、HDMI 2.0aポート×3、前述のイーサネットポート×2、USB 3.2 Gen 2ポート×2、USB 3.0ポート×2、そしてDCジャックが搭載されています。

STX-1500は最大4台のディスプレイを同時にサポートします。当然のことながら、Tiger LakeのiGPUがグラフィック処理の重責を担います。HDMI 2.0aポートは最大4096 x 1200(60Hz)の解像度に対応しています。LVDSコネクタは1920 x 1200(60Hz)をサポートし、eDPは最大4096 x 2304(60Hz)の解像度に対応しています。

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拡張用として、マザーボードにはワイヤレスカード用のM.2 Key-Eスロットが1つと、SIMソケットに接続されたM.2 Key-Bスロットが1つ搭載されています。その他の内部ヘッダーには、USB 2.0ヘッダーが1つ、COMポートが2つ、GPIコネクタが4つ、GPOコネクタが4つ、TPM 2.0ヘッダーが1つあります。

ASRock は STX-1500 マザーボードの価格や入手可能性を明らかにしなかった。