NVIDIAが、市販品よりも高いパフォーマンスを誇るRTX 5090のプレビニングサンプルをサードパーティのレビュー担当者に送付したという憶測が浮上しました。NVIDIAはこの説を否定し、「Press Build」と表示されているものも含め、すべてのRTX 50シリーズGPUはチューニングやプレビニングが施されておらず、市販RTX GPUと同等のパフォーマンスを発揮すると主張しています。
Nvidiaに、RTX 50シリーズ(Blackwell)GPUの一部5090 Founders Editionカード(例:TechPowerUp)に見られる「Press Build」マークについて問い合わせたところ、これらのカードは市販品よりも高性能なバージョンだったとのことです。Nvidiaの担当者はTom's Hardwareに対し、「初期のGeForce RTX GPUの一部には、用途を示すトップマークが付いています。機能と性能は市販GPUと変わりません」と回答しました。
TechPowerUpがRTX 5090 Founders Editionのレビューを掲載した際、Nvidiaがレビュアーに強化版RTX 5090を送付したという噂が広まり始めました。同誌はレビューの中で、このグラフィックカードのPCB写真を掲載し、GB202-300-A1というモデル名の下に「Press Build」の文字が刻印されたGB202ダイを確認しました。
イアン・カトレス氏はXで、アンドレアス・シリング氏から「プレスビルド版RTX 5090には何か特別な点があるか」という質問に対し、「プレスビルド版」のRTX 5090ダイはビンニングダイだと皮肉を込めて返しました。下のツイートを拡大すると、特別にマークされたチップが確認できます。
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Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。