
低価格VR向けに、ハンドコントローラー付きの低価格6自由度(6DoF)トラッキングシステムへの需要が非常に高いようです。まさかこんなことが?
LYRobotixは、モバイルVRヘッドセット向けNolo VRトラッキングシステムの市場投入を目指し、5万ドルの資金調達を目指すKickstarterキャンペーンを開始しました。同社は数時間で目標を達成し、低価格モバイルVRにおける空間トラッキングへの需要の高さを証明しました。
Nolo VRシステムは6DoFモーショントラッキングを備え、トラッキングベースステーション1台、ヘッドセットマーカー1台、トラッキング対応ハンドワンドコントローラー2台で構成されています。ヘッドセットマーカーはHMDの上部に装着し、トラッキングセンサーを搭載したボールが付いています。各コントローラーの上部にも同様のトラッキングボールが付いています。

Nolo VRのトラッキングシステムは、2mm未満のトラッキング精度と20ms未満の遅延を実現します。センサーは最大13フィート×13フィートのトラッキング範囲をカバーし、ルームスケールゲームに十分な広さです。トラッキングシステムをUSB経由でコンピューターに接続することで、PCへの入力が可能になります。Riftcatなどのサードパーティ製ソフトウェアを使用すれば、Steamゲームをモバイルデバイスにストリーミングできます。もちろん、Nolo VRはPCなしでもモバイルVRシステムで動作します。
Nolo VRによると、Noloトラッキングシステムは様々なモバイルVRヘッドセットで動作するとのことです。Nolo VRは、Cardboardヘッドセット(ヘッドストラップ付き)や、Carl Zeiss VR OneやHomido VR HMDなどの様々な汎用Android VRヘッドセットと互換性があります。また、Samsung Gear VRやGoogle Daydreamヘッドセットにも対応しています。

Nolo VRのKickstarterキャンペーンは、開始からわずか1日で目標額を大きく上回りました。LYRobotixはこれまでに567人の支援者を獲得し、総額75,677ドルの資金を集めています。キャンペーン終了までまだ38日ありますので、まだ参加する時間は十分にあります。LYRobotixはキット1つにつき99ドルを販売しています。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。