LGは本日、同社の複数のOLEDテレビがNVIDIAのG-Sync対応認定を受けたと発表しました。これは、大型ゲーミングディスプレイ(ラインナップは対角55インチから77インチまで)を探している人にとって、LGのフラッグシップテレビを検討する新たな理由となるでしょう。
これらの機能により、LGのテレビはHDRコンテンツと高解像度モニターをサポートするために特別に開発されたG-Sync Ultimateの恩恵を受けることができたはずです。しかし、そのためには、LGはG-Syncを念頭に置き、Nvidia独自のプロセッサを搭載したデバイスを製造する必要がありました。テレビをG-Sync対応にすることは、より低コストでPCゲームに適した製品を作るための妥当な妥協策です。
LGは、今年のE9(55インチと65インチのバージョンで利用可能)とC9(55、65、77インチのバージョンで利用可能)モデルOLED TVのすべてのサイズオプションが、「今後数週間」のファームウェアアップデートを通じてG-Sync互換サポートを受ける予定であると述べた。
ゲーミングモニター vs. ゲーミングテレビ
本日のニュースはG-Syncにとって画期的な出来事です。AMD FreeSync搭載のテレビは存在するものの、現在市場にはG-Sync対応のテレビは他に存在しません。65インチのHP Omen X 65 Emperiumのように、テレビに匹敵する十分な画面面積と優れたスペックを備えたG-Sync搭載のBFGD(ビッグフォーマットゲーミングディスプレイ)もいくつか存在しますが、チャンネルチューナーが搭載されていないため、テレビとは分類できません。
Dell AW5520QFは今月発売されます。初のOLEDゲーミングモニターでありながら、リビングルームにふさわしい55インチディスプレイを搭載しているため、モニターとテレビの競争に新たな活力を与えるでしょう。この4Kゲーミングモニターは、G-SyncではなくFreeSyncを採用しています(ちなみに、FreeSyncとG-Syncの違いをテストしたところ、パフォーマンスはほぼ同等でした)。
しかし、LG 独自の OLED ディスプレイがゲーム対応仕様に G-Sync 互換を追加したことで、ゲーム用モニターとゲーム用テレビの戦いはまだ終わる気配がない。
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