Rocket Lakeの発売日が近づくにつれ、テスターたちはIntelの将来のRocket Lakeラインナップからますます多くのSKUを入手しています。今回は、Intelの将来のCore i5-11600Kのベンチマーク結果を入手しました(@Leakbenchに感謝)。11600KはGeekbench 5ベンチマークでせいぜい平凡なパフォーマンスしか出ませんでしたが、いつものように価格が私たちのベストCPUリストにランクインするかどうかを左右するでしょう。
Geekbench 5のブラウザで表示されるスペックシートによると、Core i5-11600Kは6コア12スレッド、ベース周波数3.9GHz、最大ターボ周波数4.9GHzです。特に変わった点はなく、11600Kとしては予想通りの性能です。希少なアンロック版Core i3とPentiumを除けば、アンロック版Core i5は伝統的に「K」シリーズの中で最もクロックの低いチップでした。
残念ながら、Intel 11600Kの速度低下はこれだけではありません。11600Kのシステム構成を見ると、超低速のDDR4-2133メモリが搭載されていることがわかります。これはパフォーマンスを著しく低下させるため、今後のベンチマーク結果は鵜呑みにしないでください。これらのチップが市場に投入された際に、CPUベンチマークの階層構造で見られるものとは全く異なる結果となるでしょう。
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Geekbench 5の結果では、Core i5-11600Kはシングルスレッドテストで1565ポイント、マルチスレッドベンチマークで6220ポイントを獲得しました。これらの結果は非常に物足りず、特にマルチコア部門では、AMDの旧型Ryzen 5 3600でさえ10600Kを7.6%(約400ポイント)上回っています。
シングルコア性能に関しては11600Kの方が優れていますが、それでもRocket Lake SKUとAMD Zen 3搭載CPUの中では最も遅いCPUです。幸いなことに、11600Kは10900KなどのComet Lake-S搭載CPUに対して大きな勝利を収めており、11%の差で上回っています。
ただし、これらの結果は鵜呑みにしないでください。Geekbench 5は、実環境における結果の再現性が低いという評判が既に低く、低速メモリが加わることで結果がさらに複雑化します。
Rocket Lake のリリースは来月まもなく予定されているので、その頃には 11600K のレビュー サンプルを入手して自分たちでテストし、このチップが当社の最高のゲーミング CPU と比べて実際にどのようなパフォーマンスを発揮するかを詳しくご紹介できると思います。
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