9
Raspberry Pi FarmGuardはAIを使って問題のある野生動物を検知し、農家に警告する
ラズベリーパイ
(画像提供:サミス)

Raspberry Piは、様々なAIを活用したプロジェクトの作成に最適なボードであることが証明されています。本日は、メーカー兼開発者のSamith氏が開発したFarmGuardというこの技術を実際に活用した素晴らしい例をご紹介します。お気に入りのSBC(スマートボード)の助けを借りて、Samith氏は農地を監視し、望ましくない野生動物を検知し、何かを発見した際にユーザーに通知することができます。

サミス氏によると、目標は農家が誤って農作物に損害を与える可能性のある動物を見つけるのに役立つシステムの開発だったという。その結果、主にRaspberry Piで駆動するモニターが完成した。画像処理用のAIカメラと、通知用のBlues NotecardセルラーIoTボードが組み合わされている。

画像

1

2

ラズベリーパイ
(画像提供:サミス)

SamithはこのプロジェクトにRaspberry Pi 4 Model Bを使用していますが、もし手元にPi 5があれば、それも問題ありません。Pi 5はHuskyLensビジョンセンサーとSMSサポート用のBlues Notecardと連携して動作します。Blues Notecardは専用のキャリアボードを使用してPiに接続します。すべてのハードウェアは、レーザーカットされたアクリル板で作られたケースで固定されています。

Raspberry Pi OS Bullseye Editionは、Raspberry Piで使用されている中心的なオペレーティングシステムです。通知システムのTwilio SMS Messaging APIとBlues Notehub.ioと連携します。このRaspberry Piプロジェクトで使用されているコードの詳細については、Hacksterプロジェクトの公式ページでご覧いただけます。また、自宅で再現したい方のために、組み立て手順の詳細な説明と手順書も掲載されています。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。

アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。